ソマリア:ソマリア大統領とCIA長官が安全協力について協議
2024年11月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ソマリア大統領とCIA長官が両国間の安全保障協力について協議

【モガディシュ:アナトリア通信】

ソマリアのハサン・シャイフ・マフムード大統領は金曜日、米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官と会談し、両国間の安全保障協力と、ソマリアにおけるテロ対策支援の方法について協議した。

ソマリア国営通信(SONNA)は、両氏が首都モガディシュでの会談で「二国間の戦略的関係および安全保障上の関係の強化」について議論したと報じた。

会談はさらに「テロリズムや国際的な過激派運動との戦い、現状の鎮静化、域内安全保障上の障害除去に関連するソマリア政府への支援」についても及んだという。

さらに両氏は、「両国間の協力と、安全と安定の回復に向けた協働の重要性」について強調しつつ、「(両国が)域内の平和構築を進める決意」を確認した。

この会談は、ソマリア軍による軍事作戦により武装勢力「シャバーブ」(アッ=シャバーブ)のメンバー59人が殺害された数週間後に行われた。

ソマリア政府は、アル=カーイダの傘下組織として2004年初頭に設立され、民間人や軍兵士、警察官の命を奪う爆破テロを幾度となく実行している「シャバーブ」に対し、数年間にわたって闘争を続けている。

政府軍や部族の兵士たちは2011年から2012年にかけて、国際的な支援を受けつつ主要都市から武装勢力「シャバーブ」を排除することに成功したが、同勢力は依然として同国田園地帯の広範な地域に残存している。

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( 翻訳者:山中李咲 )
( 記事ID:58987 )