イスラエル:東方から飛来した無人機2機を迎撃
2024年11月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル占領軍は「東方」から飛来した無人機2機を迎撃したと発表

【エルサレム:諸通信社】

イスラエル占領軍は日曜日(10日)、東方から飛来した無人機2機が自国領空に侵入する前に、これらを迎撃したと発表した。

同軍は声明で、「空軍が先ほど、東方から飛来した無人機2機を迎撃したため、これらの無人機が自国領空に侵入することはなかった」と述べた。

さらに同軍は、「現行の方針に基づき、死海地域で警報が作動した」と付言した。

しかし同軍は、無人機の発射元については声明で明言しなかった。

一方イラクについては、ここ数か月の間に「イラクのイスラーム抵抗」と名乗る組織が、エイラート市を含むイスラエルにある目標複数か所に及ぶ攻撃において複数の無人機を発射した。

イスラエル占領軍は、2023年10月7日にガザ地区でのジェノサイドを開始したことを受けた「ヒズブッラー」を含むレバノンの諸派との衝突後、9月23日以降、空襲を通じて首都ベイルートを含むレバノンの広域にジェノサイドの範囲を拡大し、南部では地上侵攻も開始した。

ガザ地区に対する戦争により、大規模な破壊と数十人の子供や高齢者の命を奪う飢餓のなかで、また世界最悪の人道危機の1つのなかで、その大半が子供と女性であるパレスチナ人14万6千人が死傷し、1万人以上が行方不明となった。

一方レバノンの公式声明によると、土曜日(9日)夕刻までに、同国に対するイスラエルの侵攻により、多くの子供と女性を含む3,189人が死亡し、14,078人が負傷、約140万人が避難したが、特に9月23日以降に大半の犠牲者や避難民が記録されているという。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:59049 )