エルドアンの娘婿アルバイラク氏、失墜から復権へ?
2024年11月13日付 Cumhuriyet 紙
公正発展党の裏側では内閣改造が噂される中で、以前に閣僚を務めたベラト・アルバイラク氏が経済閣僚に復帰するのを望んでおり、最近ではこのために公正発展党のエルドアン大統領の手にキスをし、和解したと主張されている。
公正発展党の党首レジェプ・タイイプ・エルドアンの娘婿であるベラト・アルバイラク元国庫・財務大臣の名が現在話題になっている。
ペンジェレ紙のコラミストであるヌライ・ババジャン氏は、公正発展党の舞台裏で流れる内閣改造に関する噂を本日のコラムに取り上げた。
アメリカの選挙の後、最も議題になった話題が内閣改造であったと述べたババジャン氏は、ベラト・アルバイラク氏の内閣復帰も噂されていると述べた。
ババジャン氏は、トランプ氏の娘婿と過去に良好な関係にあったベラト・アルバイラク氏はこれをチャンスに変えるだろうという噂もあると書いた。
◾️「新内閣へ大臣として再任見込み」
ヌライ・ババジャン氏の「現実問題と夢!経済、トランプ、娘婿」という見出しのコラムの関連箇所は次のとおり。
「党内部の多くが、タイイプ・エルドアン大統領の娘婿アルバイラク氏と彼の陣営が現在の経済危機の原因であると考え続けている一方で、エルドアン大統領との関係を修復したベラト・アルバイラク氏が新内閣へ大臣として再任される見込みであると噂されている。」
◾️「手にキスをし、和解した」
「公正発展党党員によれば、アルバイラク氏の陣営は、手を高く掲げて、自身が再び経済大臣に復帰すると広めている一方で、『実際には、エネルギー大臣を承諾している』と言われている。アルバイラク氏は長期の不仲ののち、昨春、自身の息子の卒業式でエルドアン大統領の手にキスをすることで和解し、その日以来関係を良好に保つために努力していると言われている。
この話題をアメリカの選挙と結びつける人さえいる。しばらく前から政治の舞台に復帰しようと努力している娘婿のベラト・アルバイラク氏の陣営はここで関与している。アメリカで再び当選したドナルド・トランプ大統領の娘婿と過去に良好な関係にあったアルバイラク氏が、このことを新たな状況下で有利に変えようとするだろうと言われている。」
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( 翻訳者:田端咲希 )
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