レバノン:テルアビブ都市圏内の重要拠点に対して集中的なドローン攻撃を実施(1)
2024年11月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ビズブッラー、テルアビブ都市圏内の軍事要衝をドローンによって攻撃
【ベイルート:本紙】
ヒズブッラーは火曜未明、イスラエル中央部に位置するテルアビブ市内の要衝に対して、攻撃用ドローンの群れを用いた航空攻撃を実施したことを発表した。
同党は声明のなかで「イスラーム抵抗勢力のムジャーヒディーンが月曜夜、実効的な攻撃用ドローンの群れを用いて、テルアビブ市にある複数の軍事要衝を攻撃した」と述べた。
さらに同党は今回標的となった軍事拠点について追って発表すると述べたが、現時点でこれ以上の詳細については明らかにしなかった。
月曜の夜、『イスラエル・ハヨム』紙などを含むヘブライ語メディアは「ロケット弾1発がテルアビブ都市圏ラマト・ガン市にあるショッピングモールの近くに着弾し、電柱が倒れたことにより火災が発生した」と報じた。
一方で、ヘブライ語放送「チャンネル 12」 はレバノンからラマト・ガン市に向けて発射されたロケット弾により 5 人のイスラエル人が負傷したと報じた。
『イェディオト・アハロノト』紙は「テルアビブにあるベン・グリオン空港が運営を停止し、警報が鳴り響くなかで離着陸も中断された。さらに着陸しようとしていた航空機に関しては、行程を引き返ししばらくの間空中で旋回することを余儀なくされた。
(2)に進む
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:鳥居隼斗 )
( 記事ID:59090 )