MHP議員ヤルチュン「オジャラン問題、今、覚悟のとき」
2024年11月24日付 Cumhuriyet 紙
民族主義者行動党(MHP)のセミフ・ヤルチュン副党首は、MHPのリーダー、バフチェリ氏の「オジャラン」呼びかけに関して、「皆足元に気を付けるべきだ。この道のりで共和連合がこの活動を実現させていけば、テロとの戦いは40年後に完了し、経済が整い、失業者に仕事が与えられるだろう。」と述べた。
MHPのバフチェリ氏党首の「オジャラン」呼びかけの後に、MHPのセミフ・ヤルチュン副党首から新たな発言が出た。
ヤルチュン副党首は、バフチェリ党首の説明が「テロリズムへ妥協」を与えていないと述べ、「皆足元に気を付けるべきだ。この道のりで共和連合がこの活動を実現させていけば、テロとの戦いは40年後に完了し、経済が整い、失業者に仕事が与えられるだろう」と説明した。
MHPのバフチェリ党首が、テロ組織クルディスタン労働者党(PKK)のリーダー、アブドゥッラー・オジャランへ行った歴史的な「組織に武器を放棄させろ」という呼びかけがトルコで議題となり続けている中、MHPのヤルチュン副党首からこの話題に関して新たに発言が出た。
◾️「テロリズムへ妥協を与えたのではない」
「ひとつになって新月へまっすぐ進むトルコ会議」で発言を行ったヤルチュン副党首は、トルコの国内安全保障の重要性に注意を促しながら、バフチェリ党首の発言がテロリズムに妥協を与えたものと認識されるべきではないと強調した。ヤルチュン副党首は、「敬愛なるバフチェリ氏の呼びかけは、議会の下でいわゆる政治を行っている政党、つまり人民の平等と民主(DEM)党に、帝国主義の下請けにならないよう呼び掛けたものである。旗幟・立場を明確にし、味方と敵をはっきりさせるための警告である。アメリカの鉄砲玉であるPKKとのつながりを完全に切りトルコの政党になるよう勧めているものである。」と話した。
◾️「皆足元に気を付けてほしい」
「これはジョークではない」と言ったヤルチュン副党首は、「ある日敬愛なる党首が出てきて、党会派会議で誰もが言うことができないこの呼びかけをトルコ国民に行った後では、とても深刻な問題があると言うことである。この真実に知らぬ存ぜずを通してきた人々に特に説明したい。皆足元に気を付けるべきだ。この道のりで共和連合がこの活動を実現させていけば、テロとの戦いは40年後に完了し、経済が整い、失業者に仕事が与えられるだろう。年金や給料が上がるとも理解できる。これらの例は数えきれないほどある。」と説明した。
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( 翻訳者:梅田茉奈 )
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