シリア:イスラエル軍がシリアの国境検問所2カ所を攻撃、6人が死亡、負傷者も多数
2024年11月27日付 Al-Nahar 紙
イスラエル軍によるシリア攻撃(記録版)
■シリア通信社:レバノン北部のシリアの国境検問所を標的としたイスラエルの攻撃で6人死亡
【n.p.:本紙】
シリア・アラブ通信社(SANA)は、レバノン北部のシリア国境を標的としたイスラエル軍の空爆で、民間人4人と兵士2人が死亡、子どもや女性、シリア・アラブ赤新月社(SARC)の職員を含む12人が負傷したと伝えた。
それより前にSARCは、「水曜日の未明、ヒムス県とタルトゥース県郊外にあるダブースィーヤ国境検問所とアリーダ国境検問所が爆撃され、けが人の緊急人道活動に従事していたボランティア1人が死亡し、複数の負傷者が出た」と発表した。
この攻撃で、多数の救急車両と活動拠点も損害を被ったということだ。
シリア国営テレビは、イスラエル軍がレバノン国境にある2つの検問所、アリーダ国境検問所とダブースィーヤ国境検問所を攻撃したと報じた。
一方、レバノンのハミーヤ運輸大臣はロイター通信に、「イスラエル軍は昨日火曜日の深夜、レバノン北部のシリア国境にある3つの検問所を始めて攻撃した」と明らかにした。
今回の攻撃は、ジョー・バイデン米大統領が、ヒズブッラーとイスラエル間の戦闘を巡る停戦合意を現地時間水曜日午前4時(グリニッジ標準時0200)に発効すると発表した直後に行われた。
ハミーヤ大臣は、攻撃によって道路が寸断されたかどうかは不明だと述べた。ここ数週間の間にイスラエル軍によるレバノン東部の国境検問所への攻撃で、シリアへ通じる道路はすでに閉鎖されている。
(後略)
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( 翻訳者:佐久間悠花 )
( 記事ID:59132 )