来年1月1日、それら全て値上げ
2024年11月27日付 Cumhuriyet 紙

数百万人に影響を与える再評価率が、公正発展党エルドアン大統領の署名入りで官報に掲載された。新たな再評価率とともに、運転免許証、パスポート、自動車税、電話料金、交通違反の罰金、その他多くの項目が値上げされる。値上げ率は43.93%と決定された。以下は2025年に適用される料金である…。

パスポート、運転免許証、身分証、自動車税(MTV)などの様々な公共サービスに対して43.93%の値上げが行われると発表された。

公正発展党エルドアン大統領に対し、再評価率の引き下げについての注目が集まっていたが、期待は実現しなかった。官報で報道された決定によれば、税金、手数料、罰金が2025年に43.93%値上げされることが確定した。

エルドアン大統領の署名で発行

官報の、国庫・財務省、収入管理総局の「税手続法一般通達」が公表された。これによれば、再評価率は2024年の43.93%であると明らかになった。

通達では次のように述べられた。
「ご存知の通り、213号税手続法の重複条項298条(B)項に基づき、再評価率は、再評価が行われる年の10月(10月を含む)に前年の同期間に対してトルコ統計機構(TÜİK)の国内生産物価指数における平均価格上昇を指し、この率は、国庫・財務省によって官報で公表される必要があります。」

■2025年自動車税の最低額は4,835リラに

毎年、自動車所有者に課される自動車税(MTV)は、再評価率によって引き上げられる。エンジン排気量が1300cc以下の新車に対する最低自動車税額は3,359リラから4,895リラに引き上げられる。また、最も一般的なエンジン排気量が1301〜1600ccの新車に対する最低自動車税額は5,851リラから8,421リラに引き上げられる。さらに、自動車に適用される車検費用も1,821リラから2,621リラに引き上げられる。

■赤信号無視の罰金:2,167リラ

交通違反罰金は、再評価率に基づき引き上げられる。大統領に交通違反罰金の減額や増額の権限はないが、毎年再評価率に基づいて引き上げられる車検費用や罰金を5年ごとに20%の割合で引き上げたり、引き下げたりする権限を持っている。

これに基づき、2025年の一部の交通違反罰金は以下のようになる。
• 運転中の携帯電話の使用、赤信号無視、車検未実施: 2,168リラ(1,506リラ)
• 免許証不携帯運転: 9,267リラ(6,439リラ)
• シートベルト未着用、駐車禁止区域の違反: 993リラ(690リラ)
• 障害者専用駐車場の占拠: 1,986リラ(1,380リラ)
• 冬用タイヤ未装着: 5,856リラ(4,069リラ)
• 飲酒運転(初回): 9,267リラ(6,439リラ)

■2025年の出国手数料

出国手数料は8月12日以降150リラから500リラに引き上げられていた。新年以降は719.65リラに引き上げられる。

■2025年IMEI (International Mobile Equipment Identity)登録費用

海外から持ち込まれる携帯電話に対して課される登録費用は、昨年7月に6,091リラから20,000リラに引き上げられた。さらに2024年には、再評価率に基づき31,692リラに増額されていた。2025年には、国外から持ち込まれた携帯電話のIMEI登録時に45,614リラの費用を支払う必要がある。

■運転免許証の手数料:5,678リラ

自動車、ミニバス、小型トラックの運転手向けのBクラス運転免許証の手数料は3,945リラから5,678リラに、二輪車運転手向けのAクラス運転免許証の手数料も、1,308リラから1,883リラに引き上げられる。

■6ヶ月間有効のパスポート手数料:2,359リラ

2025年のパスポート手数料は以下のようになる。
・6か月以内: 2,359リラ (1,639リラ)
・1年間有効: 3,448リラ (2,396リラ)
・2年間有効: 5,631リラ (3,912リラ)
・3年間有効: 8,000リラ (5,558リラ)
・3年以上有効: 11,274リラ (7,833リラ)

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( 翻訳者:田端咲希 )
( 記事ID:59137 )