トルコ:クーフィーヤをつけて飛ぶ気球
2024年11月30日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ガザと連帯して…パレスチナのクーフィーヤをつけた気球がトルコの空を飛ぶ
【カッパドキア(トルコ):アナトリア通信】
金曜日、パレスチナのクーフィーヤで飾られた35機の気球が、トルコのカッパドキア地域の空を飛んだ。これは、14か月前からイスラエルの虐殺にさらされているガザ地区との連帯を示すための、「平和の気球」イベントで行われた。
トルコの「文化と文明財団」が催したこのイベントでは、気球が、自由の象徴であるパレスチナのクーフィーヤで飾られた。
財団の理事長であるアブドゥッラー・エレン氏は、記者に対して、「イベントの狙いは、イスラエルがガザ地区でパレスチナ人に対して行っている虐殺を非難することです」と伝えた。
そして、「私たちはパレスチナのクーフィーヤで飾られた35機の平和の気球を飛ばしました」と述べた。
また、「財団は、カッパドキアという歴史的観光地で、パレスチナ問題を表現するために芸術という世界共通の言語を使いたかったのです」と示した。
2023年10月7日以降、イスラエルはアメリカの支援を受け、ガザ地区で集団虐殺を行っており、これまでに14万9千人以上のパレスチナ人が死傷している。その大半は子どもや女性であり、さらに1万人以上が行方不明となっている。大規模な破壊と飢餓で、多くの子どもや高齢者が命を落としており、世界最悪の人道的危機の一つとなっている。
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( 翻訳者:西山想詩朗 )
( 記事ID:59155 )