シリア:アサド政権崩壊から1週間、シリア国内外の動き
2024年12月15日付 Al-Nahar 紙
パリでアサド政権崩壊を祝うシリア人 (AFP通信)
◼バッシャール・アサド政権崩壊から1週間 (速報)
【n.p.:本紙】
シリア政権が崩壊し、バッシャール・アサド大統領がモスクワへ逃れてから1週間が経った。シリアでは異例の事態が続いている。
「シャーム解放機構(HTS)」のアフマド・シャルウ(通称アブー・ムハンマド・ジャウラーニー)指導者は、暫定政権を立ち上げ、暫定首相を任命して政権の運営にあたらせた。一方、バース党支配時代のアサド政権下の刑務所で秘密裏に行われていた拘束者たちへの壮絶な拷問の実態に、世界は固唾を呑んでいる。
ヨルダン、イラク、サウジアラビア、エジプト、レバノン、アラブ首長国連邦(UAE)、バハレーン、カタールの外務大臣は土曜日、アンマンで、ヨルダン最南端の都市アカバで行われた会議の最終コミュニケを発表し、国連及びアラブ連盟の支援のもと、シリアの平和的な政権移行プロセス(の必要性)を訴えた。
アラブ連盟事務総長出席のもと、各大臣は最後に「国連とアラブ連盟が支援し、安全保障理事会決議2254の原理、目的、メカニズムに従い、すべての政治的・社会的勢力の代表が参加する平和的かつ包括的なシリア主導の政権移行プロセスを支持することで合意した」と表明した。
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( 翻訳者:鳥居隼斗 )
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