1リラ硬貨の価格は3リラ以上
2024年12月18日付 Cumhuriyet 紙

共和人民党からの驚くべき声明:1リラのコストが3リラを超えた
共和人民党のデニズ・デミル議員は、外国為替の上昇と金属価格の上昇に伴い、1リラ硬貨のコストが3リラを超えたことを明らかにした。投機家たちがこの状況から不当な利益を得ていることを強調した。


CHPのアンカラ選出のデニズ・デミル議員は、硬貨の製造コストの増加に関して、重要な声明を発表した。デミル議員は為替レートの上昇と硬貨に使われる合金の価格上昇が、1リラの製造コストが3リラを超える原因になっている事を明らかにした。

■使用される合金はお金よりも高価

デミル議員は、書面による声明において「トルコ国営造幣局はコストを下げるために重量を削減する方法をとった。使用されている銅、亜鉛、ニッケルの割合を変更すると製造で30%の節約が実現された。1リラ硬貨は8.2gから6.6gに減少した。50クルシュ硬貨の重さは6.8gから5.5gに減少した」と述べた。しかしデミル議員は、この対策を講じたとしてもコストが高いままである事を強調し、為替レートの上昇によって硬貨に使われる合金がより高価になっている事を明らかにした。

■「1リラは価値を失った」

デミル議員は、「1リラ硬貨の価値が3リラを超えた。この状況は投機家たちに好機を与え、市場に出るや否やお金を集めて、廃品回収業者に売り、不当な利益を得る動きが出ている。パンが15リラ近くに達している中で、50クルシュと1リラのようなお金は完全に価値を失った」と語った。

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( 翻訳者:小玉 桃子 )
( 記事ID:59278 )