イスラエル:予備役を招集するも目標数には達せず
2024年12月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエル占領軍は1万5千人の新たな予備役の招集に失敗
【テルアビブ:諸通信社】
イスラエル占領軍が火曜日(17日)夕刻、予備役兵士の負担軽減のために、5旅団からなる新部隊を設立すると発表したが、ヘブライ語メディアは、占領軍が部隊に必要な人数を招集することができなかったと明かした。
ヘルツィ・ハレヴィ参謀総長はテレビ放送で、「我々はこの戦争で、厳しい状況や長期戦に対処するなかで、イスラエル軍を拡張する必要があるということを学んだ」と述べた。
米国の支援下で、同軍は14カ月以上にわたりガザ地区でジェノサイドを犯し、またレバノンでは、9月23日から11月27日の間に破壊的な戦争を行った。
ハレヴィ参謀総長は、「我々はここ数か月、実際にその大半が免除年齢(41歳)を超えている予備役兵士らからなる新部隊を設立している。これにより、予備役兵士への負担を軽減することができる」と付言した。
しかし『イェディオト・アハロノト』紙は、「軍は、部隊に志願する兵士の招集に際し大きな困難に直面している。というのも軍は、9か月間にわたり1万5千人のうち3千人しか招集できていないのだ」と伝えた。
さらに同紙は、「ダビデ」の名を関した師団内の複数旅団が、「ヨルダンとの国境の安全確保」と、「2023年10月7日に起きた事件に似た突発的なシナリオへの対処」という2つの任務に就く予定だと報じた。
「後略」
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:59289 )