ボアジチ大学プロテストの学生裁判、無罪判決
2024年12月26日付 Cumhuriyet 紙


アンカラで2021年2月2日、ボアジチ大学へ政府が一方的に学長を任命したことに反対して抗議活動を行ったために訴えられた20人の学生が、無罪となった。

公正発展党のレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領によりボアジチ大学に学長としてメリフ・ブル氏が任命されたことに反対して、2021年2月2日にアンカラのクズライ広場で行われたデモで、60人以上が拘束されていた。

拘束された人々について進められた捜査の結果、21人に対しては訴訟が起こされ、64人に対しては不起訴処分が下された。

■学生ら、無罪放免

アンカラ第20第一審刑事裁判所で本日行われた判決公判で、20人の学生が「法律に違反する集会やデモへ非武装で参加し、警告にも関わらず自発的に解散しなかった」罪について無罪となった。

■判決の言い渡し、一時保留

被告人のI.A.、E.E.A.、N.Ç.、D.G.K.、S.T.に関しては、「公務員に対して職務の遂行を妨害する目的による暴力または脅迫」罪によるそれぞれ6ヶ月の懲役刑が5ヶ月に減らされ、判決の言い渡しの猶予が決定された。

被告人S.K.については、「公務員に対して職務の遂行を妨害する目的による暴力または脅迫」罪による6ヶ月7日間の懲役刑が課され、判決の言い渡しに猶予が与えられた。今回の公判では、被告人のうちの一人の書類が他の被告人と分けられていた。

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( 翻訳者:田端咲希 )
( 記事ID:59361 )