シリア:トルコが在シリア大使館の再開準備を発表、新政権との連絡手段の存在についても明らかに(4)
2024年12月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
■トルコが在シリア大使館の再開に向けた準備を開始…ヨルダンは近くシリア情勢に関する首脳会談を主催
【ダマスカス:諸通信社】
アカバでは、国連のゲイル・ペデルセン特使(シリア和平担当)が、土曜日の会合前に行われたアントニー・ブリンケン米国務長官との会談で、「シリアの機関の崩壊」を避けるための行動を呼びかけた。
バッシャール・アサド氏が家族と共にモスクワへ亡命して以来、シリア人は「一つ、一つ、一つ、シリア国民は一つだ」というスローガンを掲げるようになった。
しかし、数十年もの暴力的な弾圧ののち、何千人ものシリア人が行方不明の愛する人々の捜索を続けており、彼らの喜びには痛みも伴う。
イスラエルの新たな攻撃
約50万人の命を奪い、シリア人口の4分の1にあたる600万人に避難を強いた戦争には、様々な勢力からの支援を受けた複数のアクターが関与した。
(中略)
同様の情報筋によれば、イスラエルによる今回の攻撃はダマスカス郊外県のカラムーン地方にあるカスタル近郊のスカッド弾道ミサイル格納庫や最新の発射装置に加え、山岳の地中にある「トンネル」に及んだという。
シリア人権監視団によると、イスラエルによるこれらの攻撃の目的は「将来的に(使用される可能性のある)シリア軍の残された軍事力を破壊する」ことにあるという。
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( 翻訳者:大屋千寛 )
( 記事ID:59372 )