トルコ一辛い唐辛子の収穫はじまる
2024年12月17日付 Cumhuriyet 紙
ハタイで収穫は続く:1キログラムあたり100トルコリラ
ハタイでは、234.7万平方メートルで栽培された、5万のスコヴィル値をもって「トルコで最も辛い唐辛子」の称号をもつサマンダー唐辛子の収穫が続いている。
サマンダーでは、234.7万平方メートルに植えられ、ビニールハウスの中で育てられたサマンダー唐辛子が熟し始めた。辛さ5万スコヴィル値にして「トルコ一辛い唐辛子」という称号をもつこの唐辛子の生産者たちは、栽培に必要な農薬と肥料を施した。収穫者らは、収穫は2月から3月にかけ続く予定だと語った。
■「減量に効果があるため非常に需要が高い」
約30年間農家を営んでいるギュネイ・サクヌル氏は、サマンダー唐辛子栽培における細やかな配慮の必要性について次のように語る。「病気や害虫に対して、土壌の徹底的な消毒を行っている。作物が必要としている栄養とミネラルも水分と同時に与えている。そして温室の周りに薄い蚊帳を編み、誘引剤を仕掛けて悪さをするハエや虫を防いでいる。
唐辛子が収穫時期に至った際には、赤色と緑色になったもので分別し、梱包したあとに販売業者へ出荷する。昔から私たちはこの唐辛子を南東地方に出荷していた。しかし近年、イスタンブルやアンカラなどの大都市からの需要も増えた。特に減量に効果があるためとても大きな需要がある。その辛さ、香りともにすごくおいしいのがサマンダー唐辛子だ。数か月後以内に収穫が始まり、2か月間にわたるだろう」と話した。
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( 翻訳者:戸梶日菜子 )
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