レバノン:イスラエルがヒズブッラーとの停戦協定に違反(2)
2024年12月08日付 その他 - al-Jazeera.net 紙
■イスラエルがヒズブッラーとの停戦協定に違反し複数の死傷者が発生
【ジャズィーラ・ネット:本紙】
先週の月曜日には、イスラエルの違反行為は、(停戦)合意が結ばれてから初めてヒズブッラーを反撃へと仕向け、同党はレバノン領(占領下)のカフルシューバー丘陵地帯にあるルワイサート軍事拠点を標的としたロケット攻撃が実施した。
・協定条項
『アナトリア』が入手した文書によると、停戦合意の主な条項には、イスラエル軍が60日以内に、段階的にイスラエルとレバノンを隔てるブルーラインの南部まで撤退することと、またレバノンの軍・治安部隊を国境沿いと越境地点、レバノン南部一帯に配備することが盛り込まれている。
この合意に基づいて、レバノン軍は南部地域で唯一武装を許可された主体となり、軍事拠点とインフラの解体、無許可の武器の押収、そしてこれらの取り組みの実施の保証を支援・監督するための委員会の設立が行われることとなる。
イスラエルによるレバノンへの侵攻は、その大多数が女性と子供である4,051人の死者および16,648人の負傷者を出した。それに加えて1,400万人が移住を余儀なくされた。また生じた犠牲者と避難民の大部分は昨年9月23日の侵攻激化以降に記録された。
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( 翻訳者:蜂巣才太 )
( 記事ID:59450 )