ヨルダン:アサド政権の崩壊を受けて約1万8,000人のシリア人が帰国したことが明らかに(1)
2024年12月26日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ヨルダン内務大臣:アサド政権崩壊以来、約1万8,000人のシリア人が帰国

【アンマン:本紙】

ヨルダンの内務大臣が木曜日に明らかにしたところによると、シリアでバッシャール・アサド政権が崩壊して以来、約18,000人のシリア人がヨルダン国境を越えて自国に戻った。

マーズィン・ファラーヤ内務大臣は国営チャンネル「マムラカ」に対し、「2024年12月8日にバッシャール・アサド政権が崩壊してから、今日木曜日までに1万8,000人近くのシリア人が帰国した」と語った。

さらに同大臣は、彼らのうち「ヨルダンを離れ、国連に(難民として)登録されたシリア人の数は、難民キャンプ内外に暮らす2,300人に達した」と述べた。

ヨルダン政府によると、同政府は2011年にシリアで紛争がぼっ発して以来、130万人以上のシリア人難民を受け入れてきたという。また国連によると、ヨルダンには約68万人のシリア人難民が登録されている。

ファラーヤ氏は今月9日、アサド政権の崩壊を受けて、シリア人難民の自国帰還に向けた「条件はほぼ整った」との認識を示し、「難民らが帰還を開始するまでに数日から数週間を要する可能性がある」と述べた。

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( 翻訳者:穴井勇成 )
( 記事ID:59471 )