レバノン:ジョゼフ・アウン新大統領が武器の国家独占と積極的中立主義を宣誓(1)
2025年01月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■レバノン新大統領、武器の国家独占と他国との積極的中立を誓約

【ベイルート:本紙】

レバノンの新大統領であるジョゼフ・アウン少将は今日木曜日、国会議事堂で憲法に基づく宣誓を行い、就任演説を行った。アウン氏はこの演説のなかで、これから必要な変革をともなう現状の課題を明確化しつつ、レバノン国民に対し「武器携帯の専属にかかわる国家の管理と権利を拡大する」ことを約束した。

アウン新大統領は「南部の国境を確保・強化し、東部と北部の国境を画定するために軍への投資を行い、テロリズムと戦い、国連決議を実施し、イスラエルの侵略を防ぐ」ことを誓った。また、「司法への干渉を防ぎ、自由経済を固持し、法の支配下以外で運営されることのない銀行業の必要性(に応える)」ことを約束した。さらに「預金者の資金を保護することを怠らず、イスラエルによってレバノン全土で破壊されたものを再建する」ことを強調した。

アウン氏は演説を「議員の諸方が私を大統領に選んでくれた。これは私にとって最大の勲章である」という言葉で始めた。

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( 翻訳者:瀬川遥加 )
( 記事ID:59496 )