■サウジアラビアが大麻密輸で有罪のイラン人6名を処刑 イランは駐テヘラン・サウジ大使を召喚

【リヤド：本紙】

サウジアラビア当局は水曜日、同国への大麻密輸により有罪判決を受けていたイラン人6名に対する死刑を執行した。

サウジアラビア内務省は水曜日の声明で、「ジャーセム・モハンマド・シャアバーニー、アブドルレザー・ユーネス・タンガースィリー、ハリール・シャヒード・サーメリー、モハンマド・ジャヴァード・アブドルジャリール、メフディー・カナーン・ガーネミー、ホル・モハンマド・シャアバーニーのイラン国籍者6名が、王国に大麻を密輸入した」と発表した。

内務省はさらに、「取り調べの結果、彼らは犯罪の実行で起訴され、管轄裁判所に送致された。裁判所は彼らに対し、罪状が立証されたとして生命刑を言い渡した。この判決は控訴後、最高裁判所で支持され、確定した。そして、シャリーア法に基づいて決定された判決を執行する旨の国王命令が発出された」と述べた。

イラン、サウジ大使を召喚

イラン外務省の発表によると、同国は水曜日、自国民の処刑に抗議して駐テヘラン・サウジアラビア大使を召喚した。

外務省は声明で「テヘランに駐在するサウジアラビア大使を召喚した」と明らかにした。さらに同省は、自国がサウジアラビア政府の行為に対する「激しい抗議」を表明するとしたうえで、それが「容認できない」ものであり、「国際法の規則と基準に違反するもの」とみなしていると述べた。

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（ 翻訳者:植野平良 ）
（ 記事ID:59514 )