シリア:ダマスカスで学校が再開(1)
2024年12月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アサド政権崩壊後、ダマスカスで初めて学校が再開
【ダマスカス:本紙】
日曜日、ダマスカスの数十人の学生らがバッシャール・アサド政権崩壊後初めて学校へ戻った。
シャーム解放機構率いる反体制武装連合が12月8日に進駐したシリアの首都の通りでは、バッシャール・アサド政権崩壊の祝賀ムードに代わって、日常生活の平穏が戻ってきた。
3児の母であるラギーダ・グスンさん(56歳)は、「(家族が)学校から4年生から10年生までの生徒を登校させるよう手紙を受け取りました。子どもたちに関しては、あと2日で授業が始まる予定です」と述べた。
午前9時頃には、私服姿たちの生徒や制服姿の生徒たちがダマスカス市内の各学校に向かった。
ある国立学校の職員は、日曜日の出席率について「30%を超えなかった」と述べつつ、「これは普通のことで、出席率は徐々に上がっていくだろう」と強調した。
大学もまた門戸を開き、管理職員らや教授らも一部も自身のオフィスに出向いた。
ダマスカス大学の情報学部には多くの職員が出勤したが、匿名希望のある職員によれば、「今日は、学生は誰も出席していなかった」という。
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( 翻訳者:宮元万緒 )
( 記事ID:59516 )