パレスチナ:「ガザ政府」が地区内避難民らの自宅帰還を促進するための計画を発表(2)
2025年01月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


■「ガザ政府」:避難民によるガザ県と北部県への帰還を促進するための計画を発表

【ガザ:アナトリア通信】

ガザ政府広報局のデータによると、200万人以上がガザ地区内で避難を強いられている。

避難民らは水や食料が不足し、病気がまん延するなかで、学校やテント、路上で厳しい状況に置かれている。

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン外相は水曜日の夜、エジプト、カタール、米国の仲介が、ガザ地区における停戦協定に到達することに成功したと発表した。さらにこの停戦協定は次の日曜日から発効すると述べた。

これはイスラエルによるガザ地区でのジェノサイドが468日目を迎えるなかでのことである。この戦争では、米国の支援を受けたイスラエルにより、そのほとんどが子供や女性である15万7千人以上のパレスチナ人の死傷がもたらされたほか、1万1千人以上が行方不明となっている。さらにじん大な破壊と飢饉によって、数十人もの子供や高齢者が亡くなり、これは世界で最悪の人道的災害の一つに数えられるようになった。

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( 翻訳者:渡邉翼太 )
( 記事ID:59535 )