DEM党市長のスィイルト市「凍結」、県知事が管財人に
2025年01月29日付 Cumhuriyet 紙
スィイルト市にケマル・クズルカヤ県知事が管財人として任命された。市庁舎は警察によってバリケードが組まれた一方、人民の平等と民主主義(DEM)党は「3月31日の[地方統一]選挙から今日まで、市民の投票によって選ばれた我々の八つの自治体は強奪されることになった」と声明を出した。
ジャーナリストをやっていた時期に関して、「非合法組織メンバーであった」という告発によって起訴されたスィイルト市のソフィヤ・アラーシュ共同市長は、昨日、懲役6年3ヶ月の禁錮刑判決を受けた。
内務省はアラーシュ氏に出された判決の後、スィイルト市に今日、管財人を任命した。
警察官によってバリケードが組まれた市庁舎の前で、DEM党とスィイルトの市民は待機を続けている。
◾️内務省からの説明
内務省はスィイルト市にスィイルト県知事であるケマル・クズルカヤ氏が市長代行として任命されたと発表した。内務省から行われた説明では、以下のように述べられた。
「ディヤルバクル第五高等刑事裁判所の2023/113の基本番号、2025/23の判決番号の訴訟案件で、スィイルト市長のソフィヤ・アラーシュ氏が『クルディスタン労働者党(PKK)とクルディスタン社会連合(KSK)の武装テロ組織のメンバーであった』という罪で懲役6年3ヶ月の禁錮刑を受けたことで、同氏は憲法127条と第5393号自治体法第47条に基づき、暫定措置として、内務省によって、職務停止を受けた。第5393号自治体法第45条および第46条に従い、スィイルト県知事のケマル・キジルカヤ博士が市長代行に任命された。」
◾️「8つの市は強奪された」
管財人が任命されたことに関して、DEM党は以下のように説明した。
「スィイルト市のソフィヤ・アラーシュ共同市長が受けた懲役6年3ヶ月の判決の後、今朝早く、スィイルト市は政府によって強奪を受け、管財人が任命された。このようにして、3月31日の選挙から今日まで、市民の投票によって選ばれたハッキャーリ、マルディン、バトマン、デルシィム、ハルフェティ、アクデニズ、バフチェサライ、最新ではスィイルトという8つの我が自治体は強奪を受けた。」
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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:59602 )