アラブ諸国の各地で不安定な気候
2025年04月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■各地で砂埃や雷雨…アラブ4か国は不安定な天候に見舞われる
【ドーハ:アナトリア通信】
アラブ諸国は木曜日、不安定な天候に見舞われ、各地で砂埃や強風、雷雨などが発生した。これはクウェート、カタール、サウジアラビア、シリアで報告された内容によるものである。
〈クウェート〉
クウェート公式通信社が伝えた内容によると、同国の気象局は、「国内は、時速60キロを超えて砂埃を巻き上げる北西風にさらされており、それによって海の波の高さが上昇する見込みである」と明らかにした。さらに気象局は、「視程は一部の地域、特に開けた場所で1,000m未満になる見込みである」と明らかにした。
〈カタール〉
カタールの気象局は、「X」のアカウントでの投稿で、「国内は、のちに一部の地域が見舞われる砂埃を除けば、穏やかな天候となっている。また、南東から北東にかけての風が、軽度から中程度の速度で吹いている」と明らかにした。
〈サウジアラビア〉
サウジアラビアの国立気象センターは、「X」のアカウントによる一連の投稿で、国内各地での不安定な天候に関するいくつかの警報を発表した。またリヤド、東部地域、マディーナ(メディナ)、マッカ(メッカ)などの地域では、「小雨、強い風、視程の低下、雷雨、砂埃、そして暴風が予想される」と明らかにした。
〈シリア〉
シリアの気象局は、フェイスブックのページを通じて発表した声明で、「国内では昨日(水曜日)よりも気温が10度以上低下している」と報告した。さらに、「風速も強まり、東部地方と砂漠地方では砂埃が巻き上げられている」と付け加えた。
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( 翻訳者:齊藤日向子 )
( 記事ID:59949 )