トルコ情報庁偽情報対策センター「ガザ市民をシリア北部に移住」説は偽情報
2025年04月13日付 Milliyet 紙
トルコ情報庁偽情報対策センター(DMM)は、幾つかの報道機関で伝えられた、「トルコとカタールは、難民となる見込みのガザ市民をシリア北部にあるキャンプに移住させる計画を実行している」という主張は虚偽であると伝えた。
DMMから行われた発表では、イスラエルのプロパガンダマシーンの産物でありトルコにおいても波紋を広げた主張は虚偽のものであったと明らかにされた。
問題となっている報道で伝えられている、「主張の数々は嘘ではなかった。」という主張もまた虚偽であったと強調をしている発表では、以下のように伝えられた。
■「パレスチナ人たちの名誉の闘争を支援する」
「シリア国内における戦争の理由で、市民たちを保護する需要のために建設されたキャンプに対して、『トルコとカタールの連帯によってガザ市民たちを居住させる』という計画は、まったく存在しないものだ。我らのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の主導によってトルコは、パレスチナ人がガザ地区もしくは西岸地区から移住させられるというあらゆる進展を、断固として拒否している。パレスチナ人たちが自身の土地のためにおこなった名誉の闘争を支援している。」
トルコは、ガザ地区に対しての酷い爆撃が直ちに停止されること、市民たちが被害を被らないこと、そしてガザ地区に対して人道支援が絶え間ない形で運び込まれるための
努力を間断なく継続している。イスラエルのプロパガンダの産物である、根拠なき主張を真に受けることのないようお願い申し上げます。」
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:59961 )