CHPオゼル党首、在宅逮捕のイスマイルを訪問
2025年04月29日付 Medyescope 紙
共和人民党(CHP)の党首オズギュル=オゼル氏は、在宅逮捕のジャーナリスト、イスマイル=サイマズ氏を訪問した。
共和人民党(CHP)の党首オズギュル・オゼル氏はイスタンブルでの活動を続けている。
まず「大統領侮辱」罪で裁判にかけられている勝利党のウミット・オズダー党首の裁判に向かったオゼル氏は、その後集中治療室で治療中のスッル・スレイヤ・オンデル氏を訪問した。
オゼル党首はその後イスタンブル市庁舎に赴き、同市に向けた第二強制捜査について声明を出した。
オゼル党首は最後にゲズィ公園捜査の中で在宅逮捕されているジャーナリストのイスマイル=サイマズ氏を訪れた。訪問には、アタシェヒル区長のオヌルサル=アドギュゼル氏、カドゥキョイ区長のメスト・キョセダウ氏、CHPのセヴギ・クルチ副党首、CHP女性支部会長のアス・カヤ氏が同席した。
◾️在宅逮捕される
12年前のゲズィ抗議活動に関しサイマズ氏のソーシャルメディアの投稿が捜査の対象となった。一夜を警察であかしたイスマイル=サイマズ氏に関連して検察は在宅逮捕を要請、実行された。また、パスポートは没収となった。
◾️一か月ぶりの声明を発表
ジャーナリストのサイマズ氏は逮捕された3月18日以来初めて、Xに投稿した。同氏は「予備のSIMカードとアカウントが再び使えるようになった」と伝え、「在宅逮捕と電子手錠に関して異議を唱えたが、却下された。その際に、私に関して捜査と訴訟が始まった。」と述べた。
捜査と訴訟に関する情報を提供したサイマズ氏は「ゲズィ事件で政府を破壊しようという試みを援助したとされている。15年から20年の懲役が求刑されている。この捜査により、在宅逮捕および海外渡航禁止となった。また、二つのパスポートが無効となった。」と述べた。
CHP党大会に関する捜査について、サイマズ氏は次のように続けた。
「私は虚偽の中傷によってアンカラのCHP党大会の捜査対象となった。これらの中傷は真実であるとされ、供述すら取られずにアカウントが調べられた。党大会では疑惑の主張により関わりのない情報を尊重して暗殺計画に利用されている。在宅逮捕中であるので供述を取りにくるのを待っている。」
CG捜査に関してサイマズ氏は、「ハルクTVの放送で使われたCG表現により、バクルキョイ裁判所で私が市民を欺く情報を広めていると裁判が起こされた。最初の公判には在宅逮捕のため出席することは不可能だった。この間にも、バクルキョイ裁判所の報道に関する検察部局では一つ以上の私に関する捜査が続けられている。」と記述した。
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( 翻訳者:安孫子織絵 )
( 記事ID:60034 )