W杯1次ラウンドが終了、アル・アハリとアッタラジが敗退するもアル・ヒラルは突破なるか
2025年06月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


■アル・アハリとエスペランス、運命は同じ!

【チュニス:本紙】

クラブワールドカップ第一次ラウンドが終了するとともに、エジプトのアル・アハリとチュニジアのアッ・タラジ(エスペランス)の大会はここで終わりを迎えた。

一方サウジアラビアのアル・ヒラルは、本日金曜日に行われるメキシコのパチューカとの対戦で勝利すれば、レアル・マドリードまたはザルツブルクとともにベスト16進出を果たすこととなる。

これに先立ち、モロッコのウィダードとUAEのアル・アインは、それぞれユヴェントスとマンチェスター・シティに敗れて大会を去った。

両者は、今後直接対決を行い、今大会で「もっとも振るわなかったチーム」の汚名をかけて対戦する予定である。

今大会では、アフリカの強豪クラブであるアル・アハリとアッ・タラジが、技術面では高い能力と闘志を見せながらも、体力面と補強の不備に泣き、世界の舞台で勝ち抜くために必要な「持久力」を欠いたかたちとなった。

アル・アハリは、FCポルトとの試合で2点差をつけて勝たなければならなかったが、結果として4得点を奪った一方で同じく4失点し、引き分けに終わった。これにより勝ち点では届かず、惜しくも敗退が決まった。

初戦のインテル・マイアミ戦での引き分けも含め、一部では健闘を称える声がある一方で、チュニジア人MFムハンマド・アリー・ビン・ルマダーンの加入や、パレスチナ人FWウィサーム・アブー・アリーの活躍を考慮すれば、失望という評価も少なくなかった。

アブー・アリーはポルト戦でハットトリックを決めて歴史に名を刻んだが、これでも大会10回目の出場にしてヨーロッパのチームに初勝利を挙げるには至らなかった。

(後略)

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( 翻訳者:飯田悠斗 )
( 記事ID:60465 )