大学の始業まで数日となり、学生たちにとって最も重要な問題の一つが住まいである。多くの学生は下宿先探しをする一方で、家賃価格も心配なことである。では、2025年に学生の家賃はどれくらいするのだろう。イスタンブル・アンカラ・イズミル・エスキシェヒルを始めとする多くの県における、学生にとっての最新の家賃平均価格が明らかになった。
多くの学生が大学選択の結果を受け取るとともに、下宿先の争奪戦が始まった。全ての学生が居住する県にある大学に通えないため、異なる県に向かう学生たちもいる。では、こうした県での家賃はどのような状況なのだろうか。
CNN Türkで説明した不動産専門家であるシェナイ・アラチュ氏は「今年は、昨年のように価格において市場操作が話題となっていない。価格における上昇も見られなかった。政府による介入が行われたため、今年は広告での価格上昇は見られなかった。」と述べた。
不動産専門家であるシェナイ・アラチュ氏は大学選択の結果発表の後、学生が多い県における家賃の平均価格を共有した。
学生が最も好む県での家賃価格は以下の通り
イスタンブル以外の市での家賃価格
エスキシェヒル
平均価格:1万2000〜1万5000TL
イズミル
平均価格:1万8000〜2万TL
アンカラ
平均価格:1万8000〜2万TL
ブルサ
平均価格:1万1000〜1万5000TL
シェナイ・アラチュ氏はこれらの価格は一般的に学生が好む広さ80平米で2+1室の物件の相場であることを述べた。
■イスタンブルにおける価格はより高騰
メガシティであるイスタンブルの場合、家賃の平均価格もより高騰したレベルにある。エリア、建物の築年数、豪華な特徴は価格に直接的な影響を与えている。
ベシクタシュ:3万5000TL以上(レヴェントとウルス地区は8万〜10万TLまで高騰している可能性がある)
カドゥキョイ:3万〜4万5000TL
アジュバーデム:4万〜5万TL
ファーティフ:1万8000TL以上・平均価格は3万TLほど
シシュリ:4万〜5万TL
マスラク:私立大学が集中しているため、6万〜7万TL
■学生に対する忠告:退去誓約書に注意
シェナイ・アラチュ氏は学生が部屋を借りるとき、価格だけでなく、契約書についても注意する必要があることを強調した。
「家主は学生からしばしば退去誓約書を求める。この書類に署名する際には、特に日付に注意をする必要がある。なぜなら、日付を間違えて書くと学生は一年後に退去するリスクに晒される可能性があるからだ。」と述べた。
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( 翻訳者:伊藤颯汰 )
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