モロッコ:タンジェでパレスチナ連帯デモ
2025年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙

■モロッコ:タンジェでパレスチナを支持し、ガザ封鎖を批判する民衆デモ

【ラバト:諸通信社】

日曜日の午後、モロッコ北部の都市タンジェで、パレスチナ人民に連帯し、ガザ地区に対するイスラエルの封鎖を非難するデモが行われた。

数十人が参加したこのデモは「パレスチナ支援モロッコ戦線」(非政府組織)の呼びかけによって行われ、数十人のモロッコ人が参加し、パレスチナの抵抗を支持するスローガンを叫んだ。

参加者は「パレスチナ問題への恒久的支援」などと書かれたプラカードを掲げ、「女性よ、男性よ、戦いに参加せよ」、「人民はパレスチナ解放を望んでいる」、「あらゆる場所の自由な民よ、シオニストにもアメリカ人にもノーを」といったスローガンを叫んだ。

デモ参加者はイスラエルによる停戦合意の違反とガザでの民間人を標的とした攻撃を非難し、イスラエルの戦争に直面するパレスチナ人民への連帯を強調した。

ガザの政府報道局は木曜日に、「イスラエルは子供、病人、負傷者、弱者が必要としている350種類以上の主要な食材をガザの人々に禁じ、栄養価の低い食品の搬入しか許可していない」と述べた。

同局によると、イスラエルは10月10日の停戦開始以降、ガザ地域に入るはずだった1万5千6百台のトラックのうち、援助および商用トラック4千4百53台しか入国を許可していないと述べた。

合意で、イスラエルが2023年10月8日にアメリカの支援を受けて開始した2年間の大量虐殺戦争が終結した。この戦争で約6万9千人のパレスチナ人が殉教し、17万人以上が負傷している。

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( 翻訳者:原ななみ )
( 記事ID:61126 )