レバノン:ヒズブッラー書記長が自党の武装解除の試みにに反発
2025年05月04日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ヒズブッラーのナイーム・カースィム師が警告…「ヒズブッラーは誰にもその武器をはく奪することを許さない」

【ベイルート:本紙】

レバノンの「ヒズブッラー」のナイーム・カースィム書記長は、自党の武器をレバノン国家に引き渡すことを拒否した。カースィム師は次のように述べた。「ヒズブッラーは誰にもその武器をはく奪することを許さず、それを求める者に立ち向かうだろう。レバノンにおける抵抗は、イスラエルによるレバノン領土の占領に対する反応である」。

同師は、「抵抗の武装解除を強制しようとする者は、イスラエルの敵に対して無償の奉仕をしているのであり、その目的は抵抗とレバノン軍との間に不和を引き起こすことにある。そして、この不和は起こることはないだろう」と確認した。

さらに「我々は抵抗を攻撃し、我々の武器をはく奪しようとする者に立ち向かうだろう。我々は誰に対しても、このような駆け引きを我々と試みないよう忠告する」と付言した。

さらに「対話に招かれるのであれば、我々は準備ができている。しかし、それは占領と占領による侵略の圧力のもとでなされるべきではない。イスラエルは撤退し、その侵略を停止すべきであり、またレバノン国家は復興の取り組みを開始するべきである。これは防衛戦略についての議論に入るための重要な一歩を含むことになるであろう」と述べた。

ヒズブッラーのナイーム・カースィム書記長はイスラエルに対して、レバノンへの攻撃を続けることに関して警告を発した。さらに、自党が弱いわけでははなく、「攻撃が停止しなくとも、適切な時にこれらの攻撃に対応する選択肢を有している」と確認した。

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( 翻訳者:川本和千代 )
( 記事ID:61132 )