クルチダルオール元CHP党首、クルド問題解決からのCHPの撤退を批判
2025年11月23日付 Cumhuriyet 紙
クルチダルオール元CHP党首はSNSのアカウントから、CHPの浄化やプロセスに関する警告の投稿を行った。
クルチダルオール元CHP党首はSNSのアカウントから動画で声明を投稿した。投稿ではCHPに対してプロセスに関わることについて警告し、CHPは「浄化されるべきだ」と述べた。
声明の全文は以下の通り。
「親愛なる同士たち、苦難の道と命題をともにした人々、この国の愛国の子らよ。共和人民党(CHP)はトルコ共和国政府を創始した政党であると同時に、国家と共和制を守る意思そのものである。共和人民党は普通の政党ではない。我が政党には規範と伝統、そして大きな2つの使命がある。
1つ目は政治を清浄に保ち、清算を問うことだ。清算を問えるようにするためには、説明することから逃げてはならない。説明することは全CHP党員の名誉ある義務だ。すべての政党や政治家は金をばらまけるし、慎むこともできる。わいろと汚職のスパイラルに入りかねないし、裏切りの鎖にすら掴まるかもしれない。しかし、共和人民党はわいろや汚職、贈収賄の請負人について思いあたらないし、一緒にはならない。中傷や汚職疑惑があっては前進できない。即刻浄化するべきであり、その道を進み続けなければならない。共和人民党は親愛なる国民たちにモラルある警告を続ける政党でなければならない。
2つ目は共和人民党の政府方針を描くことだ。トルコ共和国政府は中東からアジアへ、カフカスからヨーロッパへ、アルタイ山脈からドナウ川へ伝える言葉がある。トルコ共和国は馬を駆り、殉教者を出した地に閉じ込まらない。心から通じ合った同胞の国家はテーブルに留まらない、留められない。CHPは中東で我々がつまずくことを期待しているイスラエルとアメリカの問題をなくし、国家のより多き利益のためにプロセスの中に含まれなければならない。リスクをとって、政治的視点から責任を負わなければならない。我が国民たちがCHPに期待することは、同胞愛のプロセスで先頭を切り、プロセスの方針を描くことだ。歴史的に正しい側にいることは多くの場合、勇気と決意を伴うものだ。
我々は歴史を前にして、親愛なる国民たちとともに権利と法律と正義の歩みを続けていく。それではお元気で。」
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:61183 )