セネガル:イマーム・説教者連盟がセネガル人宗教家グループのイスラエル訪問を激しく非難
2025年12月14日付 al-Quds al-Arabi 紙

パレスチナ人民とガザ地区への連帯の意を表す抗議デモ(ダカールで 2025年8月24日 ロイター)
■セネガルのイマーム・説教者連盟が宗教家たちのイスラエル訪問を非難する
【ダカール:アナドル通信社】
セネガルのイマーム・説教者連盟(Ligue des Imams et Prédicateurs du Sénégal: LIPS)は、ムスリム宗教家グループのイスラエル訪問を強く非難した。
LIPSは月曜日、セネガル人を含むアフリカの宗教家グループのイスラエル訪問に係る声明を出した。
声明は、本グループに属するセネガル人宗教家たちは、決してセネガルの宗教的指導者の象徴でも国民の代表でもないと強調した。
そして、この訪問がセネガルの公式見解およびパレスチナに対する同国法学者の揺るぎない立場に完全に反するものであると批判した。
また、セネガルが1975年に設立された「国連パレスチナ人民の不可侵の権利の行使に関する委員会(CEIRPP)」の議長国を設立当初から務めていることにも言及した。
一方、ヘブライ語メディアは、イスラエル外務省主催のプログラムの一環として、仏語圏西アフリカ諸国の宗教的指導者とジャーナリストグループがエルサレムに招待されたと報じた。
(報道によると)イスラエルのイツハク・ヘルツォグ大統領は12月1日、セネガル、トーゴ、コートジボワール、ベナン、カメルーンの宗教家とジャーナリスト一行を歓迎した。
( 翻訳者:次良丸紗智 )
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