高騰の金・銀、少し下落
2026年01月16日付 Milliyet 紙


ここ数日で過去最高を更新した金・銀の価格が、今日下落に転じた。金価格は決定的な水準を下回り、銀価格は5%近く下落した。

金価格は、ここ3取引日の最高値更新を受けて投資家が利益確定売りに転じたこと、ならびに米国のドナルド・トランプ大統領がFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長とイラン問題に対する態度を軟化させたとの観測により、安全な資産への需要が後退したことにより、今日下落に転じた。

1オンスあたりの金価格は前取引日に4642.72ドルに達し過去最高値を更新したが、今日は4581ドルに下落した。米国の2月先物金市場では、1%マイナスの4587.70ドルに下落した。

■gあたりの金価格は決定的な水準に

gあたりの金価格は今日6361リラまで下落した後、直近では6400リラ近辺で動いている。

■銀価格は大幅下落

1オンスあたりの銀価格は先日93ドルを超え過去最高値を更新したが、今日は5%近く下落した。1オンスあたりの銀価格は89ドル水準に下落し、gあたりでは130リラをうかがう水準の後123リラまで下落した。

■なぜ価格が下落しているのか?

Taslyliveのグローバル・マクロ調査部長イリヤ・スピヴァク氏は「今日金の価格が下落している。それは(トランプ大統領が)イランに介入しない可能性を示唆したことで安全資産の短期的需要が減退したためだ。しかし、貴金属価格高騰の基調が消えたわけではない」と述べた。

イラン政府は、1979年の革命から現在に至るまでで最も深刻な国内の混乱を鎮圧しようとしており、トランプ大統領が繰り返し言及する軍事介入を阻止するために、今後中東地域の米軍基地を標的としうる軍事な威嚇を行っている。しかしホワイトハウスのトランプ大統領は、この危機に対し「様子見」のアプローチを示唆した。

トランプ大統領は水曜日の会見で、米国司法省がFRBのジェローム・パウエル議長を刑事捜査している一方でパウエル氏を解任する予定はなく、最終的な結論を述べるのも「まだ早い」と述べた。

後場では投資家たちは、米国の1月第1週の失業保険申請数など、金融政策に関するより多くの手がかりを掴もうとするだろう。市場は今年2度の金利引き下げ予想を維持している。

■金に関する新たな予測

アナリストらは、1オンスあたりの金価格が4650ドル水準の抵抗線を複数回突破できず、4539〜4552ドルの間の水準まで下落するだろうと評価している。

トレンドラインは4520〜4539ドルの帯に向けて上昇している。しかし4600ドル付近を継続的に上抜ければ、金価格が4619〜4650ドルの帯に向けて上昇する契機となるだろう。

上昇トレンドにおけるこの価格軟化で、市場の反落の可能性が大きくなっている。テクニカル指標は、上昇する価格チャネルが示すように、金価格が4480ドル水準まで下落する可能性があることを示している。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:61467 )