イラク:観光産業の潜在性
2026年01月18日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■イラク:「観光投資は、民間部門への刺激策であり、国家歳入の多面化への入り口である」
【本紙:バグダード】
首相の財政アドバイザーであるマズフル・ムハンマド・サーリフ氏は、「イラクには12000を超える遺跡があり、それらは包括的な観光開発の基盤となる。観光投資は民間部門への刺激策であり、国家歳入の多様化に寄与する」と述べた。
サーリフ氏は、「イラクの観光は単なる娯楽アクティビティにとどまらず、富の創出、バランスの取れた発展、国家歳入源の多様化を実現する戦略的手段である。ただし、投資は真摯かつ明確な制度的アプローチによって行われる必要がある」と述べ、さらに「この分野は主要な経済的基盤に転換できる潜在力を持っており、イラクを本来の地位に回復させ、より安定的かつ持続可能なイラク経済の将来の構築に貢献できる」と強調した。
同氏は、「観光は戦略的な経済のけん引役である」として、「石油への一元依存を減らし、国家歳入の多面的かつ多角的な多様化を促進し、直接的・間接的な雇用を生み出す。さらに、サービス業や商業部門を活性化させ、多額の外貨収入を通じて経済を強化することが可能である」と付け加えた。
同氏はさらに、「観光産業は、地元の製品やサービス、特に手工芸品、食品、郷土料理への需要を高め、地域のバリューチェーンを強化する。ホテル業における単一の観光事業は、それのみで同時に25以上の雇用を生み出すことができ、労働市場におけるこの分野の波及効果の大きさを示している」と指摘した。
同氏はまた、「観光投資は、運輸会社、レストラン、店舗など中小企業の成長を支援することで民間セクターの動向を刺激するほか、道路、空港、ホテル、公共施設への投資によるインフラ整備を通じてマクロ経済にもプラスの影響を与え、国全体の投資魅力を高める」と述べた。
同氏は「イラクには、バビロン、ウル、ニネベからバグダッド、サマラーに至る12,000以上の遺跡と、聖なる宗教的聖地がある。そのいくつかがユネスコの世界遺産リストに名を連ねているように、それらは類を見ない文化遺産であり、経済、文化、文明の次元から、包括的な観光業の発展の確固たる基盤となっている」と強調した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:池内一生 )
( 記事ID:61495 )