シリア:シリア軍がフール・キャンプを解放後、遺体の身元確認が待たれる
2026年02月26日付 Al-Ahram 紙
■フール市の身元不明の墓..シリアで1000体の遺体、身元確認を待つ
【アナトリア通信:ハサカ】
シリア北東部のフール・キャンプ付近にある墓地では、氏名が付されていない約1000体の遺体が、最近同キャンプがシリア民主軍(SDF)の支配から解放された後、身元特定を待っている。
約1000基の無名の墓を含むその墓地は、キャンプ周辺に位置しており、墓標には番号と享年のみが記され、氏名は記されていない。
小規模なものから大規模なものまである個別墓の横に、集団埋葬用の新たな墓穴が設けられている点は注目に値する。
「アナトリア」通信の取材に対し、サーリフ・ムハンマド・ハーフィズと名乗る同地域の住民の1人は、フール・キャンプで亡くなった人々がこの墓地に埋葬されていたと明らかにした。
ハーフィズさんは、「キャンプの住民は、SDFの軍事要員に同行して墓穴の掘削と遺体の埋葬を行っていた」と述べるとともに、この墓地は2017年以降拡張が続いていると指摘した。
フール・キャンプはシリア・イラク国境近くに位置し、2003年の米国によるイラク占領後にイラク人難民の受け入れを目的として設立された。2014年には、同地域で勢力を拡大していたイスラーム国の支配下に入った。
イスラーム国の撤退後、構成員の一部とその家族、とりわけ外国人家族がキャンプに移送された。さらに、戦闘から逃れてきた数千人のシリア人やイラク人家族も収容された。
同キャンプは劣悪な人道状況で知られる。2015年以降にSDFの支配下にあったが、先月、シリア軍が実施した作戦によりこの占領は終結した。
<<後略>>
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:61708 )