オルハン・パムクが9室所有の築53年のアパート、解体へ
2026年03月26日付 Hurriyet 紙
ノーベル文学賞受賞作家であるオルハン・パムック氏は、ベイオール所在のタライ・アパートメント内で9戸を所有している。パムック氏がこの建物が危険建築物に該当するとして取り壊しを求めたのを受けて、アパート居住住民と裁判沙汰になった。居住住民は補強請求訴訟を起こしたがこれを棄却する判決が下された。
タライ・アパートメントは、ベイオールに所在し築53年、全18戸、このうちオルハン・パムック氏は9戸所有していた。このアパートメントに関し2022年に起こされた訴訟で「危険建築物」との判決が下された。この判決を受けてこのアパート住民は、アパートの補強を求めて対抗訴訟を起こし、解体を停止するための仮処分決定を取得した。
「危険建築物」認定に対抗して行政裁判所で提起された訴訟は却下されており、アパート住民らが補強請求を行った訴訟については約4年続いていることが明らかになった。1年前に住民の退去が行われたタライ・アパートメントの第4次有識者報告書が2月5日に作成された。
この報告書では、建物の立地および物理的条件のために補強作業が十分なレベルで実施できないことが指摘され、アパートは解体後に再建される必要があると述べられた。
◾️アパートは解体へ
解体停止については仮処分決定が下されていた。オルハン・パムックの弁護士ヒクメット・ギュンギョル氏は、この仮処分決定に異議申し立てを行っていた。異議申し立てを受け、イスタンブル地域控訴裁判所第63民事法廷は解体停止に関する仮処分決定を取り消した。本日、イスタンブル第31民事簡易裁判所で開かれた審理では、裁判所は補強請求を却下する決定を下した。これにより、タライ・アパートメントの解体を止めるものは無くなった。
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( 翻訳者:佐田優美香 )
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