イエメン:UAE支援の南部移行評議会、サウジがハドラマウトで自陣を空爆したと発表
2025年12月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
■サウジ主導の対フースィー連合に亀裂の兆候…評議会は「南部の権利回復は揺るがない」と主張
【ドバイ:本紙】
アラブ首長国連邦(UAE)の支援を受ける南部移行評議会は、国際的に承認された政府を支援する連合を主導するサウジアラビアが金曜日、ハドラマウトで同評議会の拠点を空爆したと発表した。これは、サウジ側が前日、かつて南イエメンを構成していた地域で同評議会が最近掌握した地域から部隊を撤収させるよう求めた翌日に当たる。
同評議会は声明で、サウジが自らの拠点に対して行った空爆は、南部住民が「完全な権利」を取り戻すことを思いとどまらせるものにはならないと表明した。その一方で、国際承認政府を支えるリヤドとの間で、安全保障上の「取り決め」に応じる用意があることも示した。その取り決めは、「南部の安全、統一、領土保全を守り、安全保障上の脅威の再来を防ぐこと、そして南部の民衆の志向と意思、ならびにサウジの兄弟たちとの共通利益を満たすこと」を土台にするものだとした。
同評議会は、名目上は政府の枠組みに属しているが、今月前半、ハドラマウトやマフラを中心に南部諸県の広い範囲を掌握した。評議会は、この作戦の目的について、イスラーム主義勢力を排除し、サナアやその他の地域を支配するイラン支援のフースィー派反政府勢力に利益をもたらす密輸活動を止めることにあると説明していた。
南部移行評議会の進軍は、政府側の他の派閥との緊張を招くのではないかとの懸念を呼び起こしたほか、かつて独立していた「南イエメン」の復活を目指して分離独立に動く可能性があるとの見方も強めていた。
分離派系の「アデン独立チャンネル」は金曜日、サウジ空軍がハドラマウトで同評議会側の拠点を空爆したと報じた。
同チャンネルはフェイスブック上の投稿で、「サウジ空軍がハドラマウトのナフブ警告にあるハドラミー精鋭部隊の拠点を空爆した」と伝えた。
また、白い四輪駆動車が展開する砂漠地帯で黒煙が立ち上る様子を映した動画も公開した。
現時点で死傷者は確認されておらず、サウジ側もこれらの空爆についてはまだコメントしていない。
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( 翻訳者:喜多見咲 )
( 記事ID:61868 )