ドバイ:正体不明の飛翔体による攻撃で石油タンカーが炎上
2026年03月31日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ドバイ沖で「正体不明の飛翔体」の直撃により石油タンカーが炎上

【イスタンブール:アナトリア通信】

火曜日(31日)未明、アラビア湾岸のドバイ沖で、正体不明の飛翔体による攻撃により石油タンカーの火災が発生した。

英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は警告文で、同タンカーは船体右側が正体不明の飛翔体による直撃を受け、これにより船上で火災が発生したと伝えた。

またUKMTOは、乗組員全員が身元の確認がされ完全に安全な状態にあると伝え、彼らのうち負傷者の発生や環境への悪影響は現在までに報告されていないと加えた。

UKMTOは攻撃を首謀したとして特定の主体を非難することはなかったものの、管轄当局がこの事件に関する調査を始めたと発表した。

さらにこの地域を通るすべての船舶に対し、強い注意を払うことと、疑わしい活動や普段と異なる動きがあれば即座に通報するように求めた。

今回の攻撃はホルムズ海峡やその周辺において、ここ最近複数の石油タンカーが見舞われた同種の攻撃に続いて発生した。イランは今年2月28日以降イスラエルと米国が同国に対して起こした戦争を背景に、「敵」と関連する船舶・タンカーに対し、ホルムズ海峡を封鎖している。

戦争の余波として、湾岸協力会議(GCC)加盟6か国と、ヨルダン、イラクがイランからのミサイルと無人機による攻撃にさらされている。そして攻撃の一部が民間施設での死傷者や被害の発生を引き起こしたことにより、これらの国はこうした攻撃を批判しその停止を呼びかけた。

イラン政府は、これらの攻撃はイスラエルと米国による継続的な攻撃に対する反撃として、域内にある米軍の基地・利益を標的とするものであると述べている。両国の攻撃により少なくとも1,500人が死亡し、その中には前最高指導者のアリー・ハーメネイー師も含まれている。

またイラン政府はイスラエルに対しミサイルと無人機の発射によって反撃しており、少なくとも24人を殺害し、6,008人が負傷させた。そのほかの攻撃では13人の米兵を殺害し、また303人を負傷させた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:森川明穂 )
( 記事ID:61882 )