エジプト:礼拝後の握手について、ファトワー庁の見解
2026年04月27日付 その他 - el-Watan (Egypt) 紙


■ファトワー庁は、礼拝終了後の礼拝者同士の握手についての裁定に関する議論に決着をつけた…これはビドアなのか?

【エジプト:スハイラ・ハーニー、本紙】

ファトワー庁は、礼拝の締めくくりに行われる礼拝者同士の握手に関する、イスラームの法的規定を明らかにした。これは、預言者ムハンマドあるいはその教友たちの記録に特定の記述がないことから、握手をすることがビドア(正しい教えからの逸脱)にあたるのではないか、あるいは礼拝後のズィクル(神を想起し、讃える宗教行為)の妨げになるのではないか、という疑問の声が上がっていることを受けてのものだ。

礼拝者同士の握手
ファトワー庁は、「礼拝終了後の礼拝者同士の握手は、イスラーム教徒が数世紀に渡って行ってきた、イスラーム法に基づいた行為の一つである」と強調した。その上で、「礼拝後の握手は、人々が対面した際の握手や挨拶をめぐる、一般的な規定の範囲に含まれている。それはイスラーム法によって定められ、その行為の中に、心を結び付け、親愛の情を伝える作用があるために奨励されている」と指摘している。

そして同庁は、「古今のイスラーム法学者は、礼拝者間の社会的な結びつきを強める、このような推奨される行為は合法だと明記してきた。これらを禁止したり、ムスリム間の交流についての一般的なスンナ(範例、慣行)の枠組みから外したりするような内容は、イスラーム法には言及されていない」と述べた。

また、「礼拝後の握手をビドアと言うことは、イスラーム法理解の諸原則とは矛盾する。なぜなら、非難されるべきビドアとは、イスラーム教の原則に反したり、その目的を変えたりするように作り上げられたものだからだ。一方で、礼拝後の握手は、ムスリム間の挨拶や出会いをめぐる一般的な規定に含まれ、適法な社会的行為から逸脱するものではない」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:川村賛志郎 )
( 記事ID:62015 )