■スーダン平和委員会代表「RSFがハルツームの基本インフラと家屋を破壊、略奪した」
【n.p.:本紙】
スーダン平和委員会の代表を務めるスライマーン・ダビールー教授は、同国の状況について、現代スーダンにおける史上最悪の人道危機であると述べ、『計画的破壊』と道徳犯罪が数百万に及ぶ国内外への避難民を生み出したと指摘した。また、「戦争の勃発以来、この国が直面してきた事態は、まったく予想されていなかった」と述べた。
ダビールー氏はカイロ・ニュースの番組「アフリカ・ダイジェスト」に出演し、ジャーナリストのハッサーニー・バシール氏との対談のなかで、「首都ハルツームはほぼ完全に破壊され、大多数の国民が国内外を問わず避難を余儀なくされている。」と語った。国外の避難先は、エジプト、サウジアラビア、湾岸諸国、エチオピア、南スーダンなどに及び、このような状態はスーダン社会の被った深刻な被害を物語っていると強調した。
ハルツームでは多くの家屋と公共施設、教育施設および医療施設で破壊または強奪が行われ、インフラ施設も大きな被害を受けた。この中には、病院、学校、大学、図書館や博物館が含まれ、さらに水道・電力網も破壊または遮断された。特に電力インフラでは、変圧器や銅線などが大規模に略奪・損壊されたという。
同氏はまた、この危機は、いくつかの分析に見られるような単なる2つの軍事勢力間の戦争に単純化されるべきではないことを指摘し、「そもそも、国家に対する武装反逆が起こり、それが大規模な衝突へと発展し、首都と各地に甚大な被害をもたらした」と述べた。そのうえで、停戦と戦争が破壊した国家機関の再建と再開にむけて、危機の性質とその行方についてより包括的な視点からの理解を呼びかけた。
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( 翻訳者:池内一生 )
( 記事ID:62042 )