イラン:ホルムズ海峡を再定義、支配範囲が「広大な作戦地域」に拡大
2026年05月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■革命防衛隊の将校:イランは自国のホルムズ海峡の定義を拡大している

【ドバイ:ロイター通信】

イラン革命防衛隊(IRGC)海軍の将校は、テヘランはホルムズ海峡の定義を、米・イスラエルとイランの紛争以前よりもはるかに広い「広大な作戦区域」へと拡大したと述べた。

IRGC海軍のムハンマド・アクバル・ザーダ副司令官(政治担当)は、「テヘランはもはやホルムズ海峡を小数の島々に囲まれた狭い水路とは考えていない。その範囲と軍事的重要性を大幅に拡大した」と表明した。準国営のファールス通信が火曜日に報じた。

アクバル・ザーダ副司令官は、「かつてホルムズ海峡は、ホルムズ島やヘンガム島などの島々に囲まれた限られた海域と定義されていたが、今日、その認識は変わった」と付け加えた。

紛争勃発前には、世界の石油と液化天然ガスの約5分の1がホルムズ海峡を通過していた。この海峡はペルシャ湾への玄関口であり、サウジアラビア、イラク、カタールなどにとって主要な輸出路である。

同副司令官は、この海峡は今、東のジャースク市から西のシリ島にまで広がる戦略的区域として定義され、「広大な作戦区域」となっていると述べた。

イランによるホルムズ海峡の範囲拡大は、米・イスラエルとイランの紛争開始後、これで2度目となる。

IRGC海軍は5月4日、アラブ首長国連邦(UAE)のオマーン湾沿岸の広範囲にわたる新たな支配区域を示す地図を公開した。

その区域は、東はイランのジャバル・ムバーラクとUAEのフジャイラ首長国から、西はイランのケシュム島とUAEのウンム・アル・カイワイン首長国にまで広がっていた。

火曜日の発表は、その区域のさらに広げたとみられる。

ファールス通信および(IRGC傘下の)タスニーム通信は火曜日、ホルムズ海峡の幅が従来の20~30マイルから200~300マイルに拡大したと報じた。

タスニーム通信によると、拡大された区域は「完全な三日月形」を形成しているということだ。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:次良丸紗智 )
( 記事ID:62124 )