地中海40度、シデ博物館夜間開館へ
2026年06月27日付 Cumhuriyet 紙


アンタルヤで気温が40度を超える中、シデ古代都市で見学ルートの拡張、新博物館、夜間見学の第三シーズンが開始した。「未来への遺産プロジェクト」の中で歴史的な建造物のライトアップが行われ、トルコ人と外国人観光客は涼しい夕方の雰囲気の中で何千年もの文化の旅路を知ることができる。

シデ古代都市では1947年にアリフ・ミュフィド・マンセル栄誉教授の指揮のもと考古学発掘活動が開始され、今日ではアナトリア大学教員のフェリシュタフ・アランヤル教授主導のチームが活動を進めていて、今ではシデは現代と古代の生活が共存する、観光や文化遺産の面で突出したトルコの古代都市の一つだ。文化観光省が実施する「未来への遺産プロジェクト」のなかで発掘活動が急がれている一方で、夜間見学の実施によって文化的な場所への訪問者数は増えている。都市では夏に日中の気温が40度を超え、訪問者や観光客は夜間見学のおかげでシデ古代都市を夕方のまた違った雰囲気の中で探索することができる。

■「トルコで最も訪問者数が多い古代都市の一つ」

シデ古代都市発掘調査責任者のフェリシュタフ・アランヤル教授は夜間見学の第三シーズンが始まったと述べ、「特に気温が上がるのと並行して、夜間の来場の需要も高まる。シデは現代生活が古代都市と混ざり合っているおかげでトルコで最も訪問者数が多い古代都市の一つだ。この状況は一見して不利なようにも見えるだろう。しかしシデはすでにこの構造を内包することに成功している。文化遺産や保護区域と現代住宅がもはやお互いにとって脅威ではなく、むしろ互いを支えあい強化する要素になっている。この活動は長年にわたって続いていく過程だ。ゆえにシデ固有の構造は都市に特殊な状況を生み出し、大きな優位性をも与えている。」と述べた。

■シデで観光ルートが拡張された

アランヤル教授は現場での発掘は急ぎ続行していると述べ、「夜間見学は文化観光省とともに進めている我々の活動の最終段階だ。まず都市の古代遺跡の境界線が拡張されて新たな訪問ルートが作られ、ウェルカムセンターが整備された。これにあわせて散策ルートにある碑文の修復が行われ、道路を改修して、訪問者が都市の中でより多くの時間を過ごせる重要なスポットが設けられた。今年我々が観光ルートに加えた最も重要なものの一つは、新たに開館したアリフ・ミュフィド・マンセル考古学博物館だった。これで2026年よりシデにある博物館の数は2つになった。今日、シデは夜間見学において最も多く訪問された古代都市の一つである。我々もこの活動によって訪問者が都市に興味をもって、シデを訪問してくれると大変うれしい。」と述べた。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:62356 )