モロッコ:「Z世代」が若者に政治参加を呼びかけ
2026年06月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコ:「Z世代」が若者に政治参加を呼びかけ、「公正と慈善」は次回選挙をボイコット
【ラバト:本紙】
モロッコの若者運動「Z世代」は、9月23日に予定されている議会選挙に向け、有権者名簿への登録と投票への参加を呼びかける諸団体や政党の立場に加わった。同運動は、若者の票が今後の選挙の行方を形作るうえで影響を及ぼしうるとの見方を示している。
一方、イスラーム主義団体「公正と慈善」は、モロッコでは政治活動を行うための条件が整っていないとして、選挙ボイコットを継続すると発表した。
週刊紙『報道週間』は、「Z世代」に近い若者たちの声が、有権者名簿への登録と政治参加を呼びかけるキャンペーンを通じ、再び公共空間に現れていると報じた。
こうしたオンライン上の動きは、内務省が一般有権者名簿の見直しのために設けた特別期間と重なった。この期間には、とりわけ大都市や大学を中心に、若者に対して自らの登録状況を確認し、有権者情報を見直すよう促す投稿やデジタルコンテンツが広く拡散した。
同紙によれば、複数の識者は、こうした取り組みが公共問題や今後の議会選挙に対する若者の関心の高まりを反映しているとみている。また、教育、医療、雇用に関する問題が依然としてこの層の優先課題であり、政党に対する一つのメッセージとなる可能性があるという。
さらに、若者の投票行動は、政治勢力がこうした要求にどの程度応えるかによって左右される可能性があると指摘されている。
こうした呼びかけへの反応は若者だけにとどまらず、ジャーナリスト、専門家、国内政治に関心を持つ人々にも広がった。
この文脈で、ジャーナリストのムハンマド・アミーン・アズルワール氏は、若者に登録と選挙参加を促す呼びかけが増えていることを踏まえ、「Z世代」が今後、より大きな政治的役割を果たす可能性があるのかという問いを投げかけた。
(後略)
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( 翻訳者:前田春、安藤和泉、橋本昌音 )
( 記事ID:62364 )