万能「絶対的無効」下のCHP党運営とは
2026年07月03日付 Cumhuriyet 紙

アンカラ地方裁判所がCHP(共和人民党)に関する絶対無効の決定を発したことについて、本紙は2頁目の「事件と見解」や「事件の後の真実」などのコラムで複数の記事を発信した。

絶対無効の決定により職務を開始したクルチダルオール氏の陣営は、初日に以下のような声明を発した。

「CHPに現状どのような方法を使っても党大会を開く可能性はない」

クルチダルオール氏は新たな「絶対無効スキーム」というモデルを作り出した。党大会が行われることはないが、それ以外であれば何でも可能だ。

例えば:

国会議員を規律委員会に送致することができる。

県支部のトップらを解任することができる。

CHPのメンバーでない人を重要なポストに任命することができる。

クルチダルオール氏が主導して集められた中枢執行部は、県支部のメンバーを解任し、好ましくない人々を規律委員会に送致している。今日まで35県の支部長が解任され、7県の支部長は解任請求を受けて規律委員会に送致された。

これらの県を列挙する。アダナ、アール、アクサライ、アマスヤ、アンカラ、アンタルヤ、バトマン、ビレジキ、ビトリス、ボル、ブルサ、チャナッカレ、デニズリ、ディヤルバクル、デュズジェ、エルズルム、エスキシェヒル、ガズィアンテプ、ハッキャーリ、ウードゥル、イスタンブル、イズミル、カルス、クルッカレ、マラティヤ、マニサ、マルディン、ムーラ、ムシュ、ネヴシェヒル、ニーデ、オスマニイェ、サムスン、スィノプ、スィヴァス、トゥンジェリの各県の支部長と執行部全員が解任された。

これらの県では新たなメンバーが任命された。

クルチダルオール氏は、絶対無効により就任した際に建物の門が壊され、CHP本部が占拠されたことに触れ、この動きは正しくないと明確に述べた。

「絶対無効とクルチダルオール・モデル」というタイトルの「事件の後の真実」の記事(2026年6月15日付)はその例だ。この記事では、クルチダルオール氏を「トルコの政治史上初めてCHPを分断した男」と断じていた。残念ながら、2026年6月15日にまだ事件が始まった際に出されたこのコメントは15日間で決定的になった。

100年間右派政権がCHPに対してできなかったことを、クルチダルオール氏はその手に持った剣でCHPの組織をバラバラにすることで行っている。「CHPを分断した男」として歴史に残ることを知りながらこの破壊を実現している。

クルチダルオール氏とその陣営は状況を難しくしている。オズギュル・オゼル氏に圧力をかけ、彼が一刻も早く新党を結成しCHPを離党することを望んでいる。

今日のトルコの社会構造と、CHPの圧倒的多数派はクルチダルオール氏とその陣営が歩む道を受け入れない。政治情勢は近い将来の新しい進捗の可能性を孕んでいる。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:62392 )