シリア:シャルア大統領がレバノンへの軍事介入を否定
2026年06月21日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シャルア大統領、レバノンへの軍事介入を否定…トランプ氏発言受け、経済・政治面での関係再構築を主張

【ダマスカス:本紙】

シリアのアフマド・シャルア大統領は日曜日、イスラエルとヒズブッラーの戦争が続くレバノンに、シリアが軍事介入しようとしているとの見方を否定した。米国のドナルド・トランプ大統領が、ダマスカスがレバノンで一定の役割を果たす可能性を繰り返し示唆したことを受けた発言である。

シャルア大統領は、衛星放送「マシュハド」が放送したインタビューで、「われわれが求めているのは、レバノンとシリアを結ぶ経済的な路線であり、軍事的な路線ではない」と述べた。

また、「米国に対するわれわれの提案は、戦争を止めなければならないという点に基づいている」と説明した。そのうえで、「経済、政治、社会を含むさまざまな解決策が必要であり、両国関係を再び結び直し、シリアとレバノンの間の経済的な大動脈を再接続しなければならない」と述べた。

さらに、「この問題に付随する一部の治安措置によって、第一にシリア側とレバノン側の懸念に対応し、同時にイスラエル側の懸念にも対応する」と指摘した。

レバノンでの戦争は、2月28日に行われた米国とイスラエルによる最初の対イラン攻撃で最高指導者アリー・ハーメネイー師が死亡したことへの報復として、ヒズブッラーがイスラエルにロケット弾を発射したことを受けて始まった。イスラエルはこれに対し、大規模な空爆と地上侵攻を行った。

今週、米国とイランが地域紛争の終結に向けて署名した覚書には、レバノンも含まれている。レバノンでは、土曜日夜から戦闘が停止している。

トランプ大統領は日曜日、米FOXニュースに対し、「イスラエルがヒズブッラーを壊滅させられないことに失望している」と述べた。さらに、ヒズブッラーとの戦闘に言及し、「私はこの問題をシリアに委ねる寸前まで来ている」と語った。

(後略)

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( 翻訳者:前田春、安藤和泉、橋本昌音 )
( 記事ID:62402 )