モロッコ:フランス戦を前に審判団にかかるモロッコ・メディアの圧力
2026年07月09日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコのメディアがフランス戦を前にして審判団に圧力をかける
【パリ:本紙】
ワールドカップ準々決勝で行われるフランス代表とモロッコ代表の注目の一戦は、緊張した雰囲気のなかで迎えられている。特にメディア間の対立や審判団への大きな圧力が強まるなか、モロッコのメディアでは今もなお、2022年ワールドカップ準決勝での出来事が取りざたされている。
モロッコのメディアは、およそ4年前に「アトラスの獅子」が決勝進出を逃す原因となったとされ、2度のペナルティキックが与えられなかったという「誤審」に注目した。この試合はモロッコのサポーターの記憶の中で、今なお「癒えない傷」となっているという。
この点について、モロッコ紙『ル・マタン』は、「2022年準決勝の亡霊」が今回の試合に影を落としていると報じた。さらに物議を醸した審判判定が再び繰り返されることを懸念し、試合運営の完全な公平性を求めるファンらの声を紹介した。
同紙はさらに、過去の審判の判定によってモロッコサッカーは「より大きな成功の機会を奪われた」と主張し、ペナルティーエリア内での物議を醸した場面を振り返っている。これによって今回の試合をさらにセンシティブなものとなっているのだという。
アルゼンチン人主審ファクンド・テージョがこの試合を担当することも、不安をさらに高めている。同紙は「緊迫した状況」と両国メディアからの圧力が、主審の判定に影響を与える可能性があると警告した。
一方『サバーフ』紙は、モロッコ代表が今回の試合を「前回大会で起きたことを正し、失われた権利を取り戻す機会」と捉えつつ、「スポーツ上のリベンジ」を果たす気持ちで試合に臨む予定であると強調した。
(後略)
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( 翻訳者:永井千尋 )
( 記事ID:62472 )