イラン:トランプ大統領がホルムズ海峡の米国領化を示唆
2026年08月14日付 al-Mudun 紙


■トランプ氏「近くホルムズ海峡を米国領と宣言する」

【ベイルート:本紙】

米国のドナルド・トランプ大統領は14日夜、ホルムズ海峡を「非常に近いうちに」米国領と宣言すると述べた。

ニューヨーク州の警察学校で開かれた政治集会で、トランプ氏は笑いながら、「非常に近いうちに、ホルムズ海峡を米国領と宣言する。これは本当だ」と語った。

さらにトランプ氏は、米国がイランに対して「強力な経済的打撃」を与えると述べ、「我々はイランに強力な経済的打撃を与えるだろう。それが中間選挙の前になるか後になるかは、私には関係ない」と語った。

さらに、「我々はイランが現在行っていることを続けるのを許さない。燃料価格の上昇は許容しうるが、イランが核兵器を保有することは許さない。もし我々がB-2爆撃機で爆撃していなければ、イランは核兵器を保有していただろう」と強調した。

そして、「私は政権高官らに対し、起こり得る大惨事を防ぐため、中東への短期間の訪問を行う必要があると伝えた」と付け加えた。

トランプ氏はさらに、海上封鎖が続いていることを強調し、「我々が許可しない限り、いかなる船舶も通過することはない」と述べた。そして、「もしイランが我々を攻撃すれば、我々は100倍の力で反撃するだろう」と警告した。

ベッセント氏もイランへの追加措置を示唆

トランプ氏による今回の発言は、米国のスコット・ベッセント財務長官が前日、米国が近くイラン政府に対して「これまで誰も見たことのない」措置を講じると述べたことを受けたものである。

ベッセント氏は木曜日、イランに対して、世界がこれまで経験したことのない規模の経済的孤立をもたらす措置を取ると警告し、来週中には新たな措置が講じられる見通しだと述べた。

ベッセント氏は、保守系米国メディア「ニュースマックス」の取材に対し、これらの措置について、「世界がこれまで見たことのない規模の経済的孤立」となると説明した。そのうえで、「封鎖はホルムズ海峡で続いている。イランの港にいかなる物が入ることも、そこから出ることも阻止されるだろう」と述べた。

また来週のさらなる発表を注視するよう呼びかけ、今回の措置について、金融面からの圧力と港湾封鎖を組み合わせたものになると説明した。

こうしたベッセント氏の強硬な姿勢は、今月4日に示した発言とは対照的だ。同氏は4日、米CNBCのインタビューで、ホルムズ海峡を再開させるために、数日以内にイラン政府との合意に達することが可能だとの見方を示していた。

この発言を受け、ウォール街では株価が上昇し、原油価格は下落した。

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( 翻訳者:城森翔悟 )
( 記事ID:62672 )