金価格、下落続く
2026年09月02日付 Cumhuriyet 紙
2026年9月1日(火曜日)付の最新の金相場と市場データが明らかになった。1グラムあたりの金相場、1/4オンスあたりの金相場、共和国金貨の価格が明らかになった。自由市場のデータにより作成された2026年9月1日付の最新金相場と販売数値について見ていく。
金相場は、週2日目の取引でも下落が続いた。投資家の視線が米国の労働市場に関するデータに向けられ、FRB(アメリカ連邦準備理事会)の金利政策に対する予測が変化したことが、貴金属相場について圧力となった。
金のスポット価格は、午前2時35分(グリニッジ標準時)から0.3%値が減少し、4,437.10アメリカドルとなった。金は前日の取引で、8月19日以来の最安値を付けていた。一方、アメリカの金先物価格は0.1%上昇し、4,485.30ドルとなった。
■市場の注目はアメリカの労働力に関するデータに
投資家たちは、今週公表されるアメリカの労働力市場に関するデータに集中した。JOLTS(雇用動態調査)の求人件数、ADP社による民間部門雇用者数、および非農業部門雇用者数のデータは、市場から注視されている。
公表されるデータは、アメリカの労働力市場の概観に関する予想を形づくり、FRBの金利政策に対する市場の価格形成を左右すると見込まれている。
■ウォーシュ氏のタカ派的な発言が金相場を押し下げた
先週、金相場は3ヶ月以上ぶりの最高値を付けた。しかし、FRB議長のケビン・ウォーシュ氏がジャクソンホール会合での発言を受けて、貴金属相場は暴落した。
ウォーシュ議長は2%のインフレ率に向け進んでいることについて十分な確証がない場合においては、FRBには「やるべきことがある」との発言を行った。この発言の後、金相場は金曜日に3%以上も下落した。
■利上げ予測が強まる
ウォーシュ議長の発言のあと、市場内ではFRBが9月中に利上げする可能性についての予測が強まった。
CMEのFedWatchデータによると、市場はFRBが9月に利上げを行う確率を66%、12月には89%としている。
金利の上昇は、利回りのない金に対する投資家の魅力を低下させ、価格に下落圧力がかかっている。
■ホルムズ海峡での緊張状態も金相場に圧力をかける
金相場に影響を与えているその他の要因は西アジアにおける緊張状態であった。アメリカとイランの間での衝突のリスクが再び高まり、ホルムズ海峡に関する懸念が石油価格を押し上げたことで、市場ではインフレ期待が高まっている。
IG社のアナリストであるトニー・サイカモア氏は、ウォーシュ氏のタカ派的な発言とホルムズ海峡における緊張が、同時に金相場に下押し圧力となっていると指摘した。
サイカモア氏は1回の利上げだけでは金相場におけるバランスを完全に変えることはないかもしれないが、さらに2回か3回の利上げがあれば、この貴金属にとってより深刻なリスクとなり得ると述べた。
■トランプ大統領からウォーシュ議長への応援
アメリカのトランプ大統領はウォーシュ議長を支援した。トランプ大統領は、ウォッシュ氏を大いに尊敬していると述べ、金利に関しては「やるべきことをやる」と語った。
トランプ大統領はまた、イランに対する新たな攻撃が行われる可能性があると警告した。この発言を受けて、原油価格は2営業日連続で上昇した。
■銀、プラチナ、パラジウムの最新動向
その他の貴金属については、比較的落ち着いた動きが見られた。
銀のスポット価格は0.3%上昇し、66.34ドルとなった。プラチナは0.1%上昇して1,793.03ドルとなった一方、パラジウムは1,356.75ドルの水準で横ばいとなった。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:伊藤颯汰 )
( 記事ID:62768 )