メルスィン・アククユ原発からの核廃棄物処理はどこで?
2026年09月13日付 Cumhuriyet 紙


核廃棄物処理のために施設が作られる予定である。場所は、アンカラのポラトルとなるとの憶測が広まる一方で、エネルギー・天然資源省は、この施設がどこに建設されるかはまだ決まっていないと主張した。イスタンブルで長年貯蔵されている放射性廃棄物も新しく建設予定の施設に輸送される予定である。同省は、原子力発電所で発生した使用済み廃棄物が発電所の敷地を出たり運ばれたりすることは予定されていないと主張した。

人民平等民主(DEM)党・イズミル選出のイブラヒム・アクン議員は、エネルギー・天然資源省のアルパルスラン・バイラクタル大臣の回答を求めた質問状で、メルスィンで建設中のアククユ原発で発生するとみられる高及び低レベルの放射性廃棄物がアンカラのポラトルで建設予定のセンターで収集されるという主張について指摘した。

アクン議員は、「環境影響評価 (ÇED)プロセスの後に建設が始まる予定のセンターに、アククユ原発のみならず、トルコ全土で発生する放射性廃棄物、そして1986年のチェルノブイリ原発事故の後に放射線に汚染されたことを理由に土に埋められた何トンもの茶葉も移動させるとの主張がある。」と述べた。

アクン議員は、ポラトルが、中央アナトリア地方の最も重要な農業のための水域の1つであり、同地の土及び地下水源が放射性物質の漏洩及び放射性廃棄物のリスクにさらされることは、人間の健康及びその他の生物の生存に対して脅威になると述べた。アクン議員は、質問状で、ポラトルに関する指摘について情報を求めた。

■「廃棄施設」

バイラクタル大臣は、回答にて、質問状で言及されている建設予定の施設が「放射性廃棄物施設」ではなく「放射性廃棄物の浅地中処分施設」として定義されていると述べた。回答では、放射性廃棄物は原子力発電のみで発生するわけではなく、衛生、産業、研究、そして様々な技術の適用からも発生すると指摘し、以下のとおり記している。

「トルコエネルギー・原子力・炭鉱研究協会(TENMAK)イスタンブル支局で、長年一時的に保管されている放射性廃棄物は、発達する技術及び国際的な安全基準に則った、近代的で環境の持続可能性が高められた施設で管理される目的でインフラ及び土地の検査作業が進められている。現在、トルコでÇEDプロセスが開始された土地は一切無いことに加えて、TENMAKによって準備された経過報告書にて場所の割り当て及び準備が継続されている。」

■安全性の分析

回答では、施設が建設される土地に関する全ての地学的、水文地質学的そして環境的な観点からの検査とともに安全性の分析が、原子力規制委員会(NDK)法及び国際基準の枠組みにおける認可プロセスの段階で実現されると明らかにした。

「地上及び地下水源と環境の保護の実現が科学的なデータでもって可能と証明されない場所は一切認可されない。」と記された回答では、放射性物質及び廃棄物の移動は、NDKによって認可された団体によって国際原子力機関(IAEA)の基準及び「放射性物質の安全な輸送の規則」に沿ってあらゆる事故及び漏洩リスクに対する必要な安全措置がとられて進められるとした。

回答では、原子力規制法に基づいて、原子力発電所で発生した使用済み廃棄物が発電所の敷地を出たり運ばれたりすることは予定されていないとの主張があった。立案、土地の認可そしてÇEDプロセスのどの段階でも、世論から情報を隠すことはなく、全ての作業が関連する法に則って透明性、世論への周知そして地元からの協力・参加が担保されて進められることが述べられた。

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( 翻訳者:山口晴夏 )
( 記事ID:62799 )