私は信託スキャンダルの影響を測る諸々のアンケートを調べていた。
[世論調査会社の]ASAL調査の「あなたにとってトルコの最も大きな問題はなんですか」という質問に対する答えで、信託危機が16.5%で2番目の項目であった。このことも、信託危機が社会に深刻な影響を及ぼしているのを示している。不公平、教育、失業、年金でさえもその影響の陰に隠れている。
政治がこのことをしっかりと評価する必要がある。特に、公正発展党(AKP)はだ。なぜなら、AKPの支持層には甚大な不満があるからだ。AKPの国会議員らと話したが、彼らも不満である。では、なぜ不満なのか?ファンド運営者らが我々の価値を汚したからだ。「地産、国産信託」を設立したと宣伝した。彼らは、私たちの価値を悪用した。
◾️AKPは不満
経済官僚機構や政界上で投資スキャンダルを引き起こした者らは、AKP政権期にこれらの職に就いた。AKP内での不満の原因もこのためである。エルドアン大統領が、「一部の者たちは、この神聖な運動、この尊い運動、この清らかな運動を汚すために、意図的に我々の間に潜入した、させられた」とした人員が、これらの人物たちである。そのため、野党支持層よりもAKP支持層に大きな不満が巻き起こっている。エルドアン大統領は「腐った腕は切る」と述べた。オズギュル・オゼル氏のように防御的には出なかった。「牛乳には汚れがあるが我々の仲間には汚れはない。」とは述べなかった。
◾️必要な動き
正反対に、闘争を選んだ。エルドアン大統領は偉大なリーダーである。メディアの扇動に動じない。これまでも動じてこなかった。タイミングは彼自身が決めるが、政界でも官界でも、首をはねる必要がある。誰も我々の価値を朽ちさせたり、「高潔な行動」として始まったこの運動の潔白さ(AK)という名称を汚す権利はない。
◾️どの政党でもない
また、ASAL調査のデータを共有しながら、ある危険に注目したい。
「トルコの問題はどの政党が解決できるのか?」という問いに対して、「どれでもない」という回答が34.8%と一番多い回答となった。これは与党にとっても野党にとってもよい結果ではない。社会は政治を解決場所として見ていない。もし社会が問題解決に際し与党と野党への期待を捨てたのならば、それを警戒する必要がある。
◾️野党へのメッセージ
トルコの問題をAKPが解決すると答えた者は、23%で2番目に多い。24年間続く与党にもかかわらず、国民が解決策としてAKPを見ているのであれば、野党が真剣に考えねばならない。
新(YENI)党が解決することができるという解答は、16.6%で、善良(IYI)党が3.8%で続いている。人民平等民主(DEM)党は2.5%、民族主義者行動党(MHP)を挙げた人の割合は2.2%となっている。共和人民党(CHP)については、1.1%と大きく後れを取っている。偉大なアタテュルクの政党がこのような状況に陥ったというのか?
勝利(Zafer)党は1.1%、鍵(Anahtar)党は1%である。新福祉党(Yeniden Refah Partisi)もまた、1%で同じ順位である。
(後略)
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( 翻訳者:林 綾奈 )
( 記事ID:62904 )