パレスチナ:イスラエル人入植者らがラマッラー近郊で農民を負傷させオリーブ収穫を妨害
2026年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イスラエル人入植者らがラマッラー近郊で農民を負傷させオリーブ収穫を妨害

【ラマッラー:本紙】

パレスチナ人農民1人が月曜日、占領下のヨルダン川西岸中部ラマッラー市北方で、入植者らによるテロ攻撃を受けて負傷した。一方イスラエル占領軍は、農民らが同地域にある自らの農地へ立ち入るのを阻止した。

複数の地元筋によると、イスラエル人入植者らは、トゥルムスアイヤーでオリーブを収穫していた農民マアムーン・アティヤーニーさんに殴るなどの暴行を加えた。

さらにイスラエル占領軍の部隊は、農民らがオリーブを収穫するため、同町のシューナ地区にある自らの農地へ向かうのを阻止し、立ち去るよう強制した。

現地からの証言によると、入植者らは、農民らが立ち入りを阻まれた農地に近い地域に展開していた。

イスラエル人入植者によるパレスチナ人やその土地への攻撃は、今月10月初旬に始まったオリーブの収穫期に入って激化している。オリーブの収穫は数千世帯のパレスチナ人家族にとって主要な生計手段となっている一方、イスラエル占領軍は農民らが自らの農地へ立ち入ることを制限している。

最新のデータによると、パレスチナの「壁・入植抵抗委員会」は2日前、オリーブの収穫者や農民、その財産を標的とした入植者による19件の攻撃を確認した。

攻撃には、ナーブルス南方のクスラでの車両の焼却や50本を超えるオリーブの木の引き抜き、ヨルダン川西岸の複数の村でのオリーブ収穫者への襲撃などが含まれる。また、サルフィート県では銃撃により農民1人が負傷した。

同委員会によると、2026年上半期にはヨルダン川西岸で4万5,000本を超える樹木が伐採されたり、被害を受けたりしており、このうち2万6,000本以上がオリーブの木だった。

また、公式統計によると、占領下の東エルサレムを含むヨルダン川西岸には約75万人のイスラエル人入植者がおり、194カ所の入植地と約400カ所の入植拠点に居住している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:松下可南、加藤ひなた、松本優佳 )
( 記事ID:62912 )