公正発展党の党章、絞首刑のロープと描かれる

2008年05月06日付 Milliyet 紙
大国民議会図書館は、公正発展党の解党裁判を求める起訴状を含む書籍をショーケースに飾った。「公正発展党の解党訴訟」というタイトルのこの書籍の表紙には、絞首刑用のロープがかけられた公正発展党の党章が載っている。ロープの周りには、電球のように光が散りばめられている。以前、シェムディンリ訴訟を書籍化したエリプス出版社は、今回の公正発展党の解党に関して、アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所検事長が作成した起訴状を書籍化した。

トルコ大国民議会図書館もこの書籍を購入し、紹介用にショーケースに置いた。作者不明の書籍において、ヤルチュンカヤ検事長の起訴状だけ記載されている。書籍の表表紙には、絞首刑のロープにかけられた公正発展党の党章が載っている。書籍の末尾には、スター紙のヌスヒ・ギュンギョル氏による、「エルドアンを罪に処したい人物は誰なのか」という表題の記述がある。ギュンギョル氏は、書籍の最後尾で、エルドアン氏が深層国家との協働を(*)、解党訴訟の誤りを説明する一方で、「しかし、公正発展党を罰したい人たちは、ただ解党裁判を起こした者たちだけではないように思える」と記している。文化省の認可した、第二刷をおこなったこの書籍は、7トルコリラ(およそ590円)で一般に販売されている。

*この部分のギュンギョル氏の文章
「特にこうした(公正発展党に関して問われるべき問題)を通り越して
エルドアン首相が「深層国家と協同した」と非難することはしっくりと理解できるものではない。」
http://www.stargazete.com/index.asp?haberID=147778

Milliyet紙の記載の間違いを指摘したもの。
http://www.haberpendik.com/artikel.php?artikel_id=366


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翻訳者:山本裕一
記事ID:13741